３月の百合

一昨日は冷え込み瀬戸内でも雪が積りました、高速道路は閉鎖し事故も多かったようです。
昨日も寒さが残り冷たい雨、今日は一転晴天ですが朝は冷え込み氷が張っていました。
久しぶりの晴れ間に庭の百合を見てみると、あちこちで芽が出ています。

さく百合です、山百合の近親種で日本固有の原種です。
世界最大の花でカサブランカの親（一方の片親は日本固有の、かのこ百合と言われてます）としても有名です。
花崗土で大きくなりませんので、今年土を掘り返し腐葉土を入れました。
これは来年開花でしょうか？年数は経っていますが栄養が不足し球根が小さいのでしょうね～。


同じさく百合です、中央と右の大きな葉は３年目位でしょうか？こんな状態で１年過ごします。
中央付近の芽はこれから伸びてゆき葉を茂らせます。花は来年以降です。


山百合です、日本固有の原種です。
このサイズだと５年以上で複数の花を付けるでしょう。


同じく山百合です、手前のサイズだと咲いても１輪です。
中央の３本は４年目でしょうか、開花は来年以降ですね。中央右の芽は昨年の茎から見ると咲くかも？


鉄砲百合です、日本固有の原種で葉の広い３株がそうです。６月頃の開花です。
左上は種から発芽したものです、成長が早く来年には開花します。
左と右上は高砂百合で同じような花が咲きます、葉の広さが違いますから簡単に見分けられます。


高砂百合です、台湾原産で日本には工事後の法面保護の芝生の種と一緒に入ったようです。８月頃の開花。
鉄砲百合と高砂百合の交配種で７月頃に開花する新鉄砲百合も有ります。


コオニ百合です、日本の原種で花弁が大きく反り返ります。
百合の球根は全て食べれます（園芸種はダメ）が、一般的にはこの球根を百合根として食べます。


オニ百合です、日本の原種でコオニ百合同様花弁が大きく反り返ります。
３倍体で実は成らず葉の根元に出来るムカゴで簡単に増やせます。


かのこ百合です、日本固有の原種でコオニ百合同様花弁が大きく反り返ります。
広い葉が特徴です。

自宅の山百合

２００９年７月、自宅の山百合